わたしたちは「空洞」をつくるための
「砂型」をつくっている会社です。
「砂型を作っている会社です」といっても、ほとんどの人が「なにそれ?」と思うのではないでしょうか。では想像してみてください。今あなたは、チョコレートでできた食べられるストローを作ろうとしています。チョコレートを溶かしてただの円柱の型に入れて冷やしても、ストローの形にはなりません。中心の空洞部分を埋めておく「型」も必要になるでしょう。
自動車のエンジンの空洞も同じようにつくります。高温で溶かした金属を型に入れて冷やす。型を外すと部品が出来上がっている。これは鋳造(ちゅうぞう)と呼ばれる古くからあるものづくりの技法で、わたしたちは部品に必要な通り道である空洞の「型」を砂からつくっています。
この砂型からは
こんなものが
金型の中に
樹脂を混ぜた
砂を吹き込む
砂を焼いて
形成していく
金型をひっく
り返して余分
な砂を落とす
金型から
取り出す
仕上げ検査
自動車、ブルドーザー、船、医療機器…この世界のインフラを支えるために必要な機械たちは、実に複雑な構造をしています。そしてそれらをつくるには砂型が必要不可欠です。わたしたちの技術が世界中のあらゆるものづくりの“はじまり”を支えています。
砂型の製造方法のひとつである「シェルモールド法」に由来しています。これは、機械を使って樹脂の混ざった特殊な砂を高温に熱した型に空気で吹き込み、熱で砂を固めて砂型をつくる方法です。ほかにも自硬性鋳型(じこうせいいがた)という手作業の製造方法もあります。
15
%
50
年以上
119
日
34
歳
女性
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男性
85
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13.1
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